2015/11/05

ANAに乗るとき、同乗者にiPhoneでWallet(Passbook)を使ってもらう方法

たまーに飛行機に乗るのですが、最近はなんとなーくANAです。
ひとりですと、Webで購入してそのままマイレージカードで乗って...それでまったく問題ありません。
ただ、さらにたまーに奥サマと一緒に乗る場合、いかに奥サマをペーパーレスで乗せるか、毎度毎度とまどっている気がします。...自分のためにも覚え書き。

もちろん2次元バーコードを紙出ししてしまえば何も問題ないじゃん派の方・フツーにチケット受け取りに行けよ派の方は、それでまったく問題ないわけですが…それでなくても荷物やらおみやげやらでごちゃごちゃするタイミングで、あの絶妙に邪魔なサイズのチケットや紙出ししたA4用紙を使うことなく、いつも持ってる携帯やサイフでそのまま飛行機に乗れちゃうのは、一度経験しちゃうと案外元に戻れないもんです。よね?

非マイレージ会員でもiPhoneユーザなら便利にANAを使えるハズ!なのです。
そんなわけで、以下手順。

  1. 何はともあれANAページの「予約確認・変更」から予約確認画面へ
  2. 予約確認画面の「選択」から予約詳細確認画面へ
  3. 予約詳細確認画面の「eチケット控」からeチケットお客様控取得方法選択へ
  4. eチケットお客様控取得方法選択画面の「携帯電話・スマートフォンにダウンロード」欄で、使ってもらいたい人のメールアドレスを記入して「ダウンロード
  5. すると、対象の人にメールが届きますので、一番上のリンクをクリックしてもらいます
  6. クリックしてSafariで開くページの下の方に、非マイレージ会員向けの認証がありますので、「予約に使ったクレジットカードの下4桁」か「確認番号」を相手に教えて、入力してもらいます。
    「確認番号」というのは、予約時の最後の画面で「メールでも送らないから、ちゃんとメモしとけよー」的なことを言われる9桁の番号です。私の場合はこれまで身内にしか使ったことがないのですが、そうでない場合はきっと確認番号のほうが安心そうですね。

  7. 認証まで済むと、2次元バーコードが表示されつつ、そのページの下のほうに「Wallet・Passbookに登録」ってボタンが現れます。



書きながら、いつも何で迷ってるのかと考えていたのですが、iPhoneに「ダウンロード」するイメージじゃないんですよね、Walletって。「登録する」とかのほうが感覚的に近そうです。…まぁ、言い訳ですね。

2014/11/19

【MVNOにMNPしたよ。その4】BIC SIM(IIJ みおふぉん)の使用実感

Tasty internet bytes: SIM cards from recent travelsTasty internet bytes: SIM cards from recent travels / qcom

無事にBIC SIMを契約して、晴れて「MVNOにMNP」できたわけですが、実際半月ほど使ってみての感想です。
結論だけをざくっと申し上げると、なかなか快適です。

そもそもMVNOの高速・低速通信ってなぁに?

…所感の前に、あまり馴染みのない方のために、使ってしまいそうな言葉ナドをざっくり説明しまする。

今回、私が契約したのはBIC SIM(≒みおふぉん) ミニマムスタートプランってヤツです。月額1,600円(税込みで1,700円ちょい)払うと月に2GBの高速データ通信ができます。
(音声通話は従量制ですので「フツーの電話」をすればさらにかかりますが、現在は「フツーの電話」を避ける方法がいくらでもあり、iPhone同士ですとFacetime Audioが標準で使えますし、その他Skypeや(…私は使ってないですが)LINEなどのアプリ同士で無料通話ができますし、楽天でんわSMARTalkなどで電話番号にかける際も料金を抑えて利用することができます。この辺を活用して、安く済ませていくのがMVNOのウマ味なわけです。)

料金プランにある2G、4G、7Gなどの通信料は最大150Mbpsの高速でデータ通信を使える量です。MVNO業者によっては量の刻み方も違います。迷われている方は、今使っている携帯会社の明細で、自分がどの程度データ通信しているのか確認してみると良いかと思われます。 この高速通信量を超えてしまうと、速度が制限され、みおふぉんの場合は200kbpsしか出なくなります。これもMVNO業者によっては150kbpsだったり300kbpsだったりしますが、どちらにしろ、動画などを見るのはちょっとキビしい速度になります。

その低速状態にも制限があり、みおふぉんの場合は低速状態で直近3日の使用量が366MBを超えると、さらに速度が制限されてしまします。細かな数値は異なりますが、これも各社似たような制限があります。どのくらい制限されるのか、私は体験していませんが、ちょこちょこ記事になっているのを見ると、時間帯を選べばなんとかメールなどのテキストの通信はできる、という感じのようです。かといって、極度に心配するようなことでもなく、現在の私の生活パターンではまず到達しそうにない制限です。(この辺は後述します。)また、追加料金をはらって高速通信料を追加購入ができますので、万一制限された場合はお金で解決することもできます。

そんな中で、音声のついてないデータ通信限定ながら、ぷららが月額2760円で3Mbpsの速度限定ではあるものの使い放題という画期的なプランを出しました。
150Mbpsじゃなくって3Mbpsかー。というものではなく。LTEの最大150Mbpsというのはあくまで理論値で、実際はかってみると10Mbps出てれば上出来で、ほとんどの場合は5〜10Mbpsくらいだったりします。3Mbps出ていると動画も十分にみられる速度だったりします。
これに追随してたのかどうか分かりませんが、U-mobileからとうとう150Mbps使い放題というプランまで出てきました。こちらには音声通信機能もつけられます。

まさに激しい競争の真っ最中という感じですので、速度制限なども今後はどうなっていくのか目が離せません。
余談ながら、U-mobileの使い放題はあまりいい評価の記事を見ません…新しすぎるものはよくよく調べてみてからのほうがよいかもしれませぬ。

200kbpsはフツーに快適

2Gの高速通信ができるプランなわけですが、みおふぉんの利点としてみおぽんというアプリで、任意のタイミングで高速・低速通信を切り替えることができます。(これができない業者の場合は、まずは高速通信分2Gを使い、使いきった場合は低速に…のような感じになります。 ) 高速・低速の切り替えは瞬時に反映されます。低速で節約しつつ、あ、ちょっとつらいなーってタイミングで切り替えてあげる、って感じの使い方で大丈夫でした。私のような貧乏性には向いている気がします。

そんなこんなで、まずは200kbpsでどこまでできるのかを、ここずーっと試してみているのですが、私がiPhone 6 Plusで使っているほとんどのアプリは実用的なレベルで使えました。Wi-Fiから離れた場合は、基本的に低速通信な生活を半月ほどしていた実感です。
このへん。

  • Facetime Audio / Skypeでの通話
  • iMessage / Skype / Hangoutでのメッセージやり取り
  • Feedlyのフィード閲覧
  • Kindleの閲覧(当たり前か。。)
  • Evernote / Simplenoteの閲覧・編集
  • 銀行や証券会社などの金融系のアプリの操作・閲覧

iTunes Matchのストリーミングもまったく問題なかったです。もちろん、データ通信量を圧迫してしまうので、通常は音楽をダウンロードしておくことにはなると思いますが、いつでも聞ける感じが変わらないのはうれしい限り。

注意していただきたいのは、動画・ゲームが上記には入ってません。両方、私は外出先でやらない・iPhoneでやらないせいですが…通信量の多そうな分野ですので、それらが多い方は高速通信必須で考えたほうがいいかと思われます。

Web検索は検索後にひらくページ次第です。広告がベタベタ貼ってあるようなページはもっさりする反面、あっさりと開くページもそれなりにあります。これは、Feedlyでフィードからリンク先を開く場合も同様です。

唯一、私の日常使いで実用に耐えなかったのがGoogleマップでした。
表示までに30秒は待つ感じです。 検索すると、もう固まってるのかなんなのかよく分からん。
Googleマップは目的地を指定してナビらせる?(なんて呼ぶんだろ…)と、目的地までの地図はキャッシュしますので、Wi-Fi環境下で設定したあとに出発してしまえば当然大丈夫でした。その後、抜本的な回避法はないものかと試行錯誤していたわけですが、画期的なことに気が付きます….

まさかのiOS標準「マップ」復権

Googleマップの簡易表示モードとかないのかね。とか思ってたわけですが、そういえばiOSにもう一つ地図アプリが入ってたことを思い出しました。iOS標準「マップ」アプリ。
なんと200kbpsでも実用レベルで動いてくれました。施設検索してもそれなりのレスポンスです。盲点というか、なんか感動。

無論、クルマなどの高速移動中などはまた事情が変わってくるとは思うのですが、街をプラプラ歩くぶんには充分だなと思った次第です。「パチンコガンダム駅」なども今はちゃーんと修正されているようで…とは言いつつもイマイチGoogleマップに比べて信用しきれずにはいるのですが、しばらく併用していきたいと思います。

半日フツーにいじってて40〜80M

前述のように、低速で使っていても直近3日で366MByteという使用量の制限がありますが、これまで低速で生活を送っている分には、なかなか到達しなさそうな量と言えます。

私の場合、最近でもっとも使ったであろう週末の半日で80M程度でした。往復で2時間程度の電車内ではFeedlyやtumblrをいじったりWeb検索してみたり、目的地でも検索や地図表示、Facetime Audio通話など。その他、メールやメッセージは随時。
平日だと使ってても40Mくらいですので、3日で366Mbyteというのは意識してがんばらないと届かなさそうです。もちろん、私は平日は特にWi-Fiの電波の届くところにいることが多いですのでユーザの生活パターン次第なんですが、200kbpsはデータ量を消費するような動画を快適に見られる速度ではありませんので、必然的に使うデータ量も抑えめになってしまうと思います。するとまぁ366Mbyteという制限は妥当というか、いい感じのところに線を引いたなって気がしなくもないです。

今の感覚では、200kbpsが「低速」という感じもあまりしてません。Web検索やGoogleマップでもっさーっとすると思い出すような感じです。そんなわけで、むしろ高速通信が2Gもいらん気さえしてきてる今日このごろだったります。


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2014/11/18

【MVNOにMNPしたよ。その3】BIC SIMに申し込み



ソフトバンクショップで手に入れたMNP予約番号と免許証を持って新宿に行き、晴れて「MVNOにMNP」が完了です。

BIC SIMに決定!マデ

さて、まずは数あるMVNO業者の中からBIC SIMを選ぶまで、です。
最近MVNOを手がける業者も増えて、サービス自体もガンガン向上している印象でユーザにとってはうれしい限りです。詳しくは「MVNO 比較」などで検索すると、いい感じにまとめてくれているサイトが結構あります。比較サイトを見るときは、なにぶんサービス競争が激しいですので、なるべく新しい記事を探しましょう。

個人的に、決め手になったのは下記です。

  • 窓口で即日MNPが可能
    • MVNOへのMNPは郵送でのやり取りで、電話を使えない空白期間ができることが多いです
  • 使いきらなかった高速通信データ量の翌月繰り越しができる
    • 最低2Gからのプランがありますが、前月我慢して翌月4G近く使う…のような使い方ができます。
    • そもそも繰り越しできないMVNO業者の方が多い印象
  • アプリで高速通信と低速通信の切り替えが任意でできる
    • ふだんは高速通信量を節約して、旅行の時だけ大開放!とかそういう使い方ができそう
    • これも、できないMVNO業者の方が多そう

BIC SIMは、実はIIJという大手プロバイダがやっているみおふぉんというMVNOサービスのBICカメラ向けブランドでしかなく、実際に契約段階になるとひたすらIIJしか出てきません。BICカメラの店頭でお兄さんにガイドされながらIIJのページに登録していく感じです。ですので、メリットはみおふぉんのページをご覧になったほうが解りやすいかと思います。

それでもIIJではなくBIC SIMにするのは、即日窓口でMNPできる、ということに尽きます。

余談ながら、BIC SIMをすすめる記事に「無料Wi-Fiがついてくる」のをメリットとして上げているのをよく見かけたのですが、ちょっと注意を要します。たしかにBIC SIMとの契約後に申し込むとWi2 300というWi-Fiサービスを利用できるようになるのですが、検討している方は実際にご自分の行動範囲のWi2 300スポットを調べてみるのがいいと思います。

スポット自体はたくさん出てきますが…少なくとも私の行動範囲では「オプションエリア」に◯が入ってるのがほとんどです。この「オプションエリア」ってのは別料金なんですねー。キャンペーンで無料だった時期があるので、「BIC SIMのメリット」としているのが大昔の記事でしたら決してウソというわけでもないのですが、それはすでにこの春までに終わってしまっているようです。
あまりメリットもないので、BIC SIMの使用開始して半月経ちますが、私はWi2には申し込んでいませんし、状況が変わらなければ今後も申し込まないと思います。

わりと空いてたBIC SIM窓口

事前に調べてみるとBIC SIMカウンターが大混雑してた!的なブログが多くて、戦々恐々としていたのですが、思いのほかあっさりと手続きできました。
なるべく早く済ましたいので10時の開店直後に入ったのですが、しばらく私一人。15分くらいして手続き中にようやく別の客がきたという感じです。逆に張り切り過ぎ感がちょっぴりはずかしかったぜよ。

すんなり行った理由ですが考えられるのは下記の通り。

  • 日頃のおこない
  • 新宿だけどビックロにしたから?
    • 見かけたブログが新宿西口店ばかりだったので、ビックロの方に行ってみました。
  • 月のはじめを避けたから?
    • 第2週の中頃だったので、契約月を狙ったお客さんが一巡したあとだった?

真相はよく分かりません。
ただ、ホームページには未だに「混み合ってます」と出ていますので、余裕を持って行かれたほうがいいでしょう。また、このページには、カウンターの休止情報なども載ってきたりしますので、BIC SIMカウンターに出かける前にはちらっとでも目を通したほうがいいかと思います。

BIC SIMカウンター

BIC SIMカウンターにさえたどりつければ、あとはBICのお兄さんが教えてくれますので、アホになった感じで座っていれば大丈夫です。

お兄さんがMNP予約番号が期限内かどうかをチェックするのと同時に、iPadをわたされて開いているIIJのページに個人情報を打ち込んでいきます。ひょっとするとiOS慣れしてない方は手こずるかもしれませんが、近くにお兄さんがいるのできっと大丈夫。1ページごとに、逐一お兄さんが説明もしてくれます。 クレジットカード番号などもiPadに打ち込んだのが不安だったのですが、一連の手続き終了後に、こちらから言い出すまでもなくiPadのキーボード学習をお兄さんがリセットしてくれました。ちょこちょこ質問もしてみましたが、即座に答えていただけました。さすがに場慣れしてきているのか、最初からこうなのかは存じませんが、私的にはBICカメラで出会った店員のなかでは上位に入る頼もしい店員さんでした。(ちなみに、私の中では店員さんのクオリティは ヨドバシ=PC DEPOT>>> BIC >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ヤ◯ダ です。)

15分くらいでiPadでの登録を終えると、30分くらい待ってて〜と言われるので店内をブラブラしながら待ちます。まだ買っていなかったのでiPhoneケースなんか見てました。30分後の言われた時間にカウンターに行くと、SIMカードの設定が終わっており、お会計をして終了。10時ごろに入店して、お店を出たのが11時前くらい。だいたい滞在1時間程度でした。

ハイテンションに注意

当日には購入したまま眠っていたSIMフリーiPhoneとSIMトレイ用のピン?、Wimax端末をもって近くの喫茶店で設定もしました。SIMフリーiPhone 6 Plusに買ったばかりのSIMを入れて起動。WimaxにつないでiCloudバックアップから復旧。2時間待てと表示され絶望…。

ですが、実際には1時間もしないうちにiCloudからの復旧は終わりました。…同じ絶望を抱かないないためにも、今後は家に帰ってから作業しようと思いますし、けっして他人にはすすめません。

また、復旧後にテンションあがってそのままお店を出てしまったのですが、APNというプロバイダ設定みたいなものをしないと、携帯電話網での通信はできません。iOS端末でBIC SIMの場合はここから構成プロファイルをダウンロードすれば簡単に設定できます。もちろん、SIMのパッケージに同梱されている設定情報を手打ちしても大丈夫なハズ。

Wi-Fiで動いたからといって、外に出てから絶望感を味わうことのないように気をつけましょう。新端末にした直後はテンションの高さからいたるところの落とし穴にハマります。。


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