周回遅れのスペック調べ。今、ちまたで売れているというASUSのMeMO Padシリーズから7インチのMeMO Pad HD 7に引き続き、8インチのASUS MeMO Pad 8を見て行きたいと思います。
2013年末には発売されているので、値段も落ち着いてきているようです。
amazonで21,000円前後。7インチですがNexus7 ( 2013 ) が26,000円、同じくらいの7.9インチのRetinaじゃない方のiPad miniが32,000円程度ということで、価格は十分に魅力的です。
【】内はNexus7(2013)のスペックです。
- OS:Android 4.2.2【Android 4.3】
- ディスプレイ:1,280x800【1920x1200】
- CPU:Cortex-A9(1.6GHz クアッドCPU+Mali–400 GPU)【APQ 8064 QuadCore 1.5GHz (Snapdragon S4)】
- メモリ:1GB 【2GB】
- ストレージ:16GB + マイクロSDカードリーダー 【16GB】
- 無線:IEEE 802.11b/g/n ・Bluetooth 3.0【IEEE 802.11a/b/g/n・Bluetooth 4.0】
- カメラ:500M(リア)120M(フロント)【500M(リア)120M(フロント)】
- サイズ:212.8 ×127.4 × 9.9【200 x 114 x 8.65】
- 重量:350g【290g】
- その他:マイクロUSB/GPS/電子コンパスなど
7インチのMeMO Pad HD 7と比べると、Bluetoothが3.0になってしまっています。気にしない方には関係ないのですが、Bluetoothは4.0で速度を犠牲にしつつ大幅な低消費電力の通信を実現しています。腕時計やキーホルダーのような4.0の対応機器も出始めてきていますので、そんな周辺ガジェット目当てに買われる方は要注意です。
CPU(というかSoC)も7インチモデルとは違っていますが、こちらはSonyのXperia Z(最近発表された方じゃなくって初代のほうね)やNexus7 ( 2013 ) と同程度のベンチマークを示す模様。価格の割には頑張っていると思います。
ただ、無線LANは2.4GHz帯にしか対応していません。都市部に住んでる場合はどうしても周囲の家の電波と干渉してしまいます。重い動画をストリーミングできない意外な原因になったりします(経験談)。せっかくのCPU性能がありながら、ちょっともったいないですね。目的によってはこちらも要注意です。動画はmicroSDに移してからしか見ないという人などは、それほど気にしなくていいかも。
8インチですと、ちょうど文庫本感覚くらいになるので電子書籍を読むのには適しているかもしれません。
タブレットの「扱いやすさ」は重量と厚みにあると思っているのですが、iPad mini(非Retina)の場合はこれが7.2mm、308g。値段の差があるので、当然といえば当然なんですが9.9mm、350gはもうちょっとがんばって欲しかったですね。
個人的にはスペックも価格も中途半端感がありますので、自分が買うことはないです。目的が漠然としている人にはオススメしずらいかも。値段の差を考えるとNexus7をすすめてしまいそう。
逆に言えば目的がはっきりしていて、上に挙げたようなマイナス点が不要な方にはフィットするんじゃないかしら。Wi-Fi版のiPadにはないGPSもついていたりしますし。なるべく安い電子書籍リーダーとかで、たまに地図はみたいよね、みたいな。
7インチと8インチは実際に持ってみると結構印象が異なります。迷われている方は実際に店頭で手にとって見ることをオススメします。
Asustek 2013–12–20
売り上げランキング : 695
| by カエレバ |
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