2014/03/17
...で、iPhoneのコネクタはmicro USBになるの?
最近、iPhoneのコネクタがiPhone5から採用されたlightningコネクタではなく、micro USBになるかも?というニュースが世間をにぎわしています。
携帯情報端末の充電コネクタを統一するとする欧州委員会(EUの執行機関)の提案を、EUの立法機関にあたる欧州議会が3月13日に採択したことを受けてのニュースのようです。採択を受けて、今後EU加盟各国で国内法として立法・施行されていく、という流れになります。
コレを受けて、少なくともEU域内ではスマートフォンの充電端子は2017年までにmicroUSB互換のコネクタに統一化されていくようになるそう。
すでにAndroidは世界的な潮流になっている気もします。で、microUSBとはいっても、まだまだ先の2017年までには、現在普及している規格ではないType-Cといわれる裏表のない(そう、lightningコネクタのようにね。)形状のコネクタが一般的になっていると予想されるので、Appleが採用するとすればType-Cじゃないの?と言うことになる模様です。
実は、EUが充電コネクタを統一したがるのは、これに始まったことではありません。
2009年にはすでに主要な携帯メーカーが欧州委員会のもとでmicroUSBでの標準化に合意をしました。たぶん最近のAndroidの端子がやたらmicroUSBなのはそのせいです。この合意したメーカーの中にはAppleも入っています。
で、Appleはどうしたか。
こんなUSB変換アダプタを発売しました。おっ…おぅ。当初はヨーロッパ域内でしか買えずに、一部でおみやげの定番品とも言われていた品ですが、いつの間にか普通にAppleストアでも入手できるみたいです。
もちろん、今回の採択で、ただの“合意”ではなく義務になったので、何らかの対策には迫られるはずです。しかし、アクセサリビジネスでもがっちり儲けている(「Made for iPhone」的なアレ)Appleにとっては、あまり妥協したくない点であるのも事実でしょう。
まったく無根拠ですが、EU域内だけアダプタ標準添付!とかでお茶を濁すんじゃないかという推測….というかやんちゃをしてほしい気もします。30pinからlightningへの移行で涙したアクセサリメーカーの方々は、また近い将来に悶々とするんでしょうね。
International Business Times
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