MeMO Pad Smart ME301T が3月2日に日本発売になりました。
写真が、予想外に(...失礼)カッコ良さそうだったためスペックを検討してみます。
役者ぞろいの10インチ市場ですので、他機種と比べます。
Googleブランドのリファレンス的モデルの Samsung Nexus10。
個人的に今もっとも魅力的(...価格以外)な Sony の Xperia Tablet Z。
評判はよかった気がする、去年の夏くらいに発売された同じASUSのTF300。
さて、新製品ME301Tのウリとは。
Nexus10 | Xperia Tablet Z | ASUS TF300 | ASUS ME301T | |
---|---|---|---|---|
OS | Android 4.2 | Android 4.1 (4.2update予定) | Android 4.0 (4.2update可) | Android 4.1.1 |
CPU | Exynos 5 2core 1.7GHz Coretex-A15 | Snapdragon S4 Pro 4core 1.5GHz Coretex-A15 | Tegra 3 4core 1.3Ghz Coretex-A9 | Tegra 3 4core 1.3Ghz Coretex-A9 |
メモリ | 2GB | 2GB | 1GB | 1GB |
解像度 | 2560x1600 | 1920x1200 | 1280x800 | 1280x800 |
ストレージ | 16GB | 16GB | 32GB | 16GB |
無線LAN | b/g/n | a/b/g/n | b/g/n | a/b/g/n |
Bluetooth | 4.0 | 4.0 | 3.0 | 3.0 |
サイズ(mm) | 263.9x177.6x8.9 | 266×172x6.9 | 263x181x10 | 263×180.8×9.9 |
重さ(g) | 603 | 495 | 640 | 580 |
価格 | ¥36800 | ¥52800 | ¥31800 (amazon最安値) | ¥34800 |
その他 |
こうして見てみると...TF300でいいですよね。
ME301Tは「無線がa規格をサポートしてちょっと軽くなりました。」くらいで
それほどインパクトはないです。
すでにTF300向けのAndroid4.1アップデートも提供されていますし
最近4.2アップデートも発表されました。
個人的に5Ghz帯(a規格)の無線LANサポートは大好きなのですけども。
無線LANがぶつぶつ切れるのに悩んでいる方(電子レンジやbluetooth、ご近所との干渉)は
試してみる価値はありますよ!横道それまくりですよ!
TF300の価格は下がってきていますが
売り出し時の価格はME301Tと同じくらいのようです。
ME301Tもそのうち同程度に落ちて来るかもしれません。
ME301Tの今の価格は、高くはないのですが
びっくりするほど安いわけでもありません。
下の写真のような純正bluetoothキーボード兼カバーが
予価9,980円で用意されています。
しかしbluetoothキーボードと考えると少々お高い。
これまたTF300にも純正キーボードドックがあり
TF300でも似たような使い方はできます。
純正でこんなの用意するならせめてbluetooth4.0のサポートくらいは欲しかったと思わなくもないです。
そんなわけで、発売の意図はわかりません。
ちょっとだけ外見が良くなったかな。とは思わなくもないですけど。
個人的には、慌てて今の発売価格でコレを買うメリットはないとおもいます。
ほぼ同じスペックのTF300のほうがお値段が下がっていますし
もうちょっとお金をだせるならNexus10の方が(ダサいけど)面白そうですし。
もしビルゲイツ級にお金がうなっていたら
Xperia Tablet Zを買うだろうと思います。
10枚くらい買うだろうと思います。
ME301T、TF300と同じくらいのスペックで
解像度は1920x1200と高い、台湾 acer社のICONIA TAB A700が
今はamazonだと29000円台で買えたりします。(たぶん価格コム安値はもうちょい下です。)
そこそこ使える10インチなら
現在はこちらの方がお得感はあるかなと思います。
ASUSしかイヤだ!という向きも
TF300の方がお値段的に魅力的です。
デザインにグッときても
庶民は半年くらい待った方がよさそうな気がしなくもないです。