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iPhone5Sと廉価版のiPhoneについて
新しいお話がでてまいりました。
RBC Capital Markets のアナリスト Amit Daryanani 氏のレポート。
Our supply-chain checks indicate that AAPL is working to launch multiple new phones in the June/July time-frame this year. Specifically, AAPL will launch the iPhone5s and a more affordable but lower-end iPhone at the same time, in either late CYQ2 or early Q3. The low-end iPhone will have the same 4" form factor as the iPhone5 but will have plastic casing and no retina display. With a lower price-point, AAPL will be able to target a growing and important part of the Smartphone market (sub-$400 price-band).
私たちのサプライチェーンの調査によるとAppleは今年の6〜7月に複数の新しい電話の発売に向けて動いている。具体的に言うと、AppleはiPhone5sと安価で性能を抑えたiPhoneを第2四半期の終わりか第3四半期の初めに、同時に発売するだろう。性能を抑えたiPhoneは、iPhone5のような4インチのデザインになるが、プラスチックの筐体でRetinaディスプレイを搭載しない。低い小売価格で、Appleはスマートフォン市場の成長途上で重要な部分(400ドル以下の価格帯)を狙えるようになる。
ほかのサイトも、同一ソースの記事を載せています。
Rumor: Apple to launch cheaper iPhone with plastic casing, non-Retina display this summer
Apple to launch 'low-end iPhone' without Retina in 2013 -- report | Apple - CNET News
今回の情報は、従来の噂の内容に沿うものになっています。
重複している情報は、別ソースなだけに信憑性があるかもしれません。
→忘れやすいの: やっぱりiPhone 5Sと廉価版が夏に発売!のお話
異なっているのは、廉価版がRetinaディスプレイじゃないという点。
これについて、上記のサイト「MacRumors」は
信頼できるKGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏は廉価版もRetinaと言っており
今回の情報とは異なっていることを指摘しています。
また、Retinaディスプレイは長く維持されてきたiPhoneの特徴であることや
アメリカでも2年契約でRetinaのiPhone4が無料で提供されているらしく
マーケティングの点からも、今回の「非Retina」は疑わしいとしています。
個人的にも、他のライバルメーカーが続々と高解像度化している中で
元祖が先祖返りすることは無いんじゃないかと思いますし
iPod touchですらRetinaなのに
iPhoneにつかないのはありえないんじゃないかと思えます。
発売を途上国にしぼるなどしないと、いまさらの非Retinaは
現実的に売れなさそう。
これまで過去のモデルを事実上の廉価版として売ってきたあたりは
どう扱っていくんでしょうね。
Appleも「普通」のメーカーのような作り方を強いられてきているのが
うれしいような悲しいような。