2013/03/01

ONKYO Androidタブレット 6モデルリリース


2月26日、まさかのオンキヨーから
怒濤のAndroidタブレットリリースがありました。
3月8日国内発売予定で、7インチから10インチまで合計6モデル。
モデル絞れなかったのかしら...という気もしますが...
「あとは市場に聞いてくれ」という感じなのでしょうか。男気は感じます。
オンキョーは言わずと知れたオーディオメーカーですが
DTMなどPC周辺に力をいれつつ
激安PCで一世を風靡した(...後、アフターケアで評判を地に落とした)SOTECを吸収してからは
自社ブランドのPCをリリースするまでになっています。まめ知識。

私の今の興味がそれなりのスペックの7インチと
ハイスペックな10インチという感じですので...
該当モデルのスペックを拾います。

7型TA07C-A41X1 7型TA07C-C41R1   9.7型TA09C-B41R3 
 OSAndroid 4.0Android 4.1 Android 4.1
 CPUARM Cortex-A8 1core 1.2GHzARM Cortex-A9 2core 1.6GHzARM Cortex-A9 2core 1.6GHz
 解像度800 x 4001024 x 600 2048×1536
 メモリ512MB1GB 1GB
 ストレージ4GB8GB 16GB
 WiFib/g/nb/g/n b/g/n
 Bluetoothなし4.0 3.0
 サイズ190 x 110 x 8.4122×195×11.8 187x240x9.9
 重量260g355g 660g
 その他¥9480〜¥13800〜 ¥27800〜

記載した価格は90日保障のモデルで
1年保障モデルはそれぞれ千円高くなります。
こういう価格設定は面白いですね。

7インチ低価格モデル


一万円を切る、7型のTA07C-A41X1ですが
価格とサイズ・重量のために全てを切り詰めた感じです。
動作時間も4時間と、他モデルや一般のタブレットより特に短くなっています。
重量・サイズ的に用途は電子ブック?と思いつつも
この解像度でどの程度読めるのかは未知数。というか微妙そう。
薄さ・軽さは間違いないですが
CPUやメモリ的にはエンターテイメント目的で買うのは厳しそうです。
フィットするユーザを無理矢理考えると
お小遣いの少ないお父さんの出張の暇つぶしとか
おねだりがしつこい小学生へのプレゼントとか...でしょうか。
ここまで安いと目覚まし時計やタイマーのようなユーティリティだけを目的に
買ってみるのも一興かもしれません。

7インチスタンダード


もう一方の7型、TA07C-C41R1は
幾分スタンダードという感じがします。
ストレージ8Gというのは寂しくみえますが
スペックもお値段も「 MWC 7インチタブレットいろいろ」で拾った、
最近発表された海外勢のエントリーモデルに匹敵しています。
こちらはそれなりに売れるかもしれません。
日本メーカーから、しかもまさかのオンキョーから
こういうモデルが出てくるのは面白いです。

9.7インチハイエンド?


最後の9.7型、TA09C-B41R3ですが
IPS「相当」のパネルを使用した Retina「相当」の解像度。ということらしく
今回発表された中では「ハイエンド」です。
イマイチCPUの詳細が解らないのですが
GPUはMALI400MPの4コアを搭載しているそうで
スペック的には2048×1536の高解像度でもちゃんと動きそうではあります。
実物を見ないと解りませんが、カクカクせずにそれなりに映れば
Nexus10を遥かに下回るお値段ですので
魅力的な製品になりそうです。

...さて

とても残念なことにGoogle Playには対応していないそうです。
しかしこの金額ですので
自分でいろいろいじくる人にも向いているかもしれませんね。

海外のIT情報サイト、Engadgetでもこのリリースが触れられていました。
オンキョーはオーディオメーカーとしてアメリカでも有名らしいです。
AVアンプがヒットしたりしているようです。
反面PCは、2画面のネットブックiPodドック搭載のPC
紹介のリンクが貼られていたりするので
PCメーカーとしては
アメリカでもややキワモノ的扱いなのやもしれませんね。


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