スペインで「Mobile World Congress」なる展示会が始まり
スマートフォン、タブレットの発表が相次いでいます。
お金もないのにわくわくします。
ここまでで一番興味をひかれているのがソニー「Xperia Tablet Z 」です。
まさかのソニーです。ソニーに魅力を感じたのは何年ぶりでしょうか。
しかも、日本では発表済みの製品だったらしいです...知らんかった...
日本でドコモ向けとして発表されていたモデル。
今回発表されたのは、ワンセグなど日本向け機能を省いた世界展開バージョンで
LTEモデルだけでなくWiFiモデルもあります。
主なスペックです。
- 画面 10.1インチ
- 解像度 1920x1200 ←Retina液晶と比べるとアレですが...
- OS Android 4.1 ←出荷後の4.2アップデートがアナウンス
- プロセッサ Snapdragon S4 Pro （1.5GHz） quad core ←実力は興味津々
- メモリ 2GB
- ストレージ 16GB/32GB
- サイズ 172mm×266mm×6.9mm（最厚部約7.2mm） ←薄い
- 重量 495g ←軽い
- 防水 IPX5/7等級 ←わお！
- WiFi IEEE802.11a/b/g/n ←5gHz対応
- Bluetooth 4.0
なによりデザインがとてもいい感じなのですが
スペックもなかなかです。
プロセッサ Snapdragon S4 Pro。
最近のタブレットによく使われるTegra3よりもベンチマークは
遥かにいいそうです。4コアの実力が気になります。
世代が違うのでTegra3と比べるのもアレなのですが、期待が持てます。
普及して定まった評価が出てくるのを待ちたいところです。
会場でベンチマークソフトを走らせている男前な記事を見つけました。
とても好印象なスコアのようです。
私はGoogle Play StoreからQuadrant(ベンチマークソフト)をダウンロード、インストールして、Tablet Zの実力の片鱗を感じることができた。3回の試行の結果、Tablet Zは7000台前半を維持し最高は7601だった。Nexus 10やAsusのTransformer Pad Infinity TF700は、4000台半ばをさまよっている。
さらに、このタブレットの注目すべき点がサイズと重量です。
薄さ6.9mm、最厚部7.2mm。
これまで薄さが際立っていた iPad mini（7.9インチですが）が7.2mmです。
同じ10インチだとiPad 4thが9.4mm、Nexus10が8.9 mmなので、圧倒的な薄さです。
重量495g。
300g台中心の7インチと比較するとさすがに劣るのですが
同じ10インチタブレットと比較すると
iPad 4thが652g、Nexus10は603gですのでこちらも圧倒的に軽いです。
この薄さ・軽さで防水・防塵というのはちょっとした感動です。
解像度だけは、先行する10インチタブレットのNexus10(2560x1600)や
iPad 4th(2048x1536)に比べると寂しく感じます。
しかし10インチで1920x1200の解像度は
十分にキレイなレベルではないかと思います。
先行製品にRetina(的)液晶が載っているので数字は劣って見えてしまいますが
実は23インチや21インチくらいの標準的なPCモニタと同じ解像度です。
またAVメーカーであるソニーの「ブラビアエンジン」による補正がなされることも
解像度だけでは語れない魅力となり得ます。
実物見ていないので実際のところはわかんないですけども。。
ソニー製品だけに気になるのはお値段。
とってもiPadが意識されたようなお値段ですが
ソニーにしては抑えた印象です。
防水でしかも軽くてコンパクト。
タブレットを毎日持ち歩きたい方には
悩ましい選択肢になると思います。
また、日本のメーカーにありがちですが
ソニーのレコーダやnasneの番組を
LAN内でストリーミング再生できますので
ソニーユーザにも魅力的な製品だと思います。
防水でカッコいい、録画番組もみられるってことは
キッチンでレシピを見たい奥様にもいい感じかもしれませんね。
なによりデザインいけてる。これはいけてる。ひさしぶりにいけてる。
その後、WiFiモデルの日本向けプレスリリースがありました。
4月13日に、日本発売予定とのこと。
32GBモデルがオープン価格ですが市場推定価格6万円で
16GBモデルはソニーストア限定で5万2800円です。
個人的にはもう一段下の戦略的な価格のモデルがあっても
良かったんじゃないかなと思いますが
スペック的には納得の価格です。
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