2013/02/09

Nexus7 3G と Nexus10 を見てみる



Google Nexus 7 / Stephane



Nexus7の後継機を待っていたら
Nexus7の3G対応版とNexus10の日本発売が発表されました。

違う。そうじゃない。
と思ったものの、やはりちょっと気になるのでスペックを拾います。



Nexus7 3G


すでに発売されて一部で好評っぽいNexus7と
ほぼ変わらないスペックのようです。
3G非対応はストレージ16GBと32GBの2モデルありますが
3G対応がでるのは32GBモデルだけの模様。
  • 店頭予想価格29,800円前後  ←ベースモデルの3G非対応から5000円アップ
  • SIMロックフリー  ←電話会社が選べますが...
  • W-CDMA/HSPA+通信に対応  ←au網では使えません。LTEも非対応。
  • Android 4.2  ←ベースモデルより新しいOS
  • プロセッサTegra 3(1.3GHzクアッドコア)
  • メモリ1GB
  • 800×1,280ドットIPS液晶  ←ちょっと寂しい解像度
  • IEEE 802.11b/g/n  ←2.4gの無線。電子レンジと干渉するやつ。
  • ASUS製
Nexus7ベースモデルからの変更は3G対応と
最初にインストールされているOSのバージョンくらいです。
ちょっと重くなってたり、ちょっと厚くなってたりはします。
....私はLAN内で動画視聴がしたいという目的でしかAndroidタブレットを見ていないこともあり
そこまでグッとこないです。Tegra3が一部動画にはまだ力不足のようで。
よく比較されるiPad miniだと
3G対応版にしかGPSがついてないので
3G版なりの魅力がありますが
このNexus7に関してはホントに差異は基本的に3G対応だけです。

OSをAndroid 4.2.1にアップデートすると
簡単にユーザを切り替えられる機能が使えたりします。
そこはとってもうらやましいです。
パソコンのように、使う人ごとに環境を分けて
スナップ操作だけで、環境を切り替えることができます。
家族で共有している人はもちろん
仕事とプライベートをきっちり分けたい人にはきっと便利。

Nexus10


他国では昨年11月に販売開始されていたものの
なぜか日本での発売が遅れた機種です。
ストレージの違いで16GB、32GBの2モデルあります。
  • ストレージ16GBモデルで36,800円
  • Android 4.2
  • プロセッサExynos 5(1.7GHzデュアルコア)
  • メモリ2GB
  • 2560 x 1600 液晶  ←たぶんすんごいきれい
  • IEEE802.11b/g/n
  • Samsung製
目を引くのは液晶の解像度です。
10インチに300ppiのピクセル密度。
第4世代iPad(264ppi)よりも高精細なRetinaディスプレイ「的」モデルです。
きっときれい。

CPU。Nexus7がクアッド(4)コアなのに
Nexus10がデュアル(2)コアはどういうことやねん。...と一見思えるのですが 
Tegra3がCoretex-A9で、Nxynos5がCoretex-A15準拠という違いがあり
単純比較はできなかったりします。Coretexは設計の規格です。
Nexus10に使われている方が、進んだ規格が用いられ
コアの設計をしているARM社も、A15はA9の2倍以上の性能があるとしています。
Nxynos5がいかほどのものかは
今後でてくるであろうレビューをドキドキで待ちます。

日本での発売が遅れたせいか、液晶以外のスペックは
やや陳腐化して見えてしまうのですが
10インチのモデルで36,800円は、いまだお買い得な部類かと思われます。
ただ、私的には妙な丸みを帯びたデザインだけで、なんか買う気ゼロ...



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