ロシア“隕石”落下で500人けが - NHK
ロシア中部で、隕石(いんせき)とみられる物体が落下し、その際の衝撃で、広い範囲にわたって建物のガラス窓が割れるなどして、これまでにおよそ500人がけがをしました。
ロシア中部のチェリャビンスク州などで、現地時間の25日午前9時すぎ(日本時間の25日正午すぎ)、空から火の玉のような物体が白い煙を残しながら落ちていくのが目撃されました。秒速30キロ、激しい衝撃波 112人入院 授業中の子供も多数負傷 - 産経
隕石が上空で爆発し、ロシア内務省によると同州内の3カ所に破片が落下した。人口が密集する都市部への落下は免れたが衝撃波で大気が激しく振動、非常事態省によると、割れたガラスの破片などで約500人が負傷し、112人が入院した。死者はいなかった。
負傷者の大部分はガラスの破片などによる切り傷で、軽傷と「中程度」のけが。生命に関わる重傷者はいないもようだ。
SF映画が突然、現実になった感じですので
パニックするなと言われても無理な気がします。
500人ケガという時点で立派に天災といえそうですが
死亡者や重傷者がいなかったのがまさしく不幸中の幸いです。。
光
音
不謹慎かもしれませんが
割れたガラスなどに対して保険はおりるんでしょうか。
地震のように特約つけてないとダメとか言われたら絶望しそう。
日本にも10年に数個落ちてきていると報道がありました。
頻度は低いにせよ予測ってできないものなんでしょうかね。
追記:続報いろいろ
その後、負傷者は1000人を超えたようです。ロシア内務省によれば、負傷者は約千人に達した。うち200人以上が子供という。
露科学アカデミーの研究者らは、この隕石が直径数メートルで重さ約10トン、秒速15~20キロで大気圏に突入し、高度30~50キロで爆発したとする推計を発表した。
今回の隕石は小さすぎて予測ができなかったようです。
たまたま分裂せずに低空まで形を保っていたせいで
被害が大きくなったようですが
たまたま、仮にそのまま地表まで達すると
100メートルのクレーターになるんだとか。
もう祈るしかなさそう。
国立天文台によると、上空を発光しながら通過していく様子は、隕石の落下に伴う現象だという。通常は上空で分裂して散り散りになるが、今回は、低空まで形を保っていた。軌道が予測できる天体は、直径45メートル程度が限界。これより小さい隕石の接近を事前に把握するのは困難だ。
スペースガード協会の高橋典嗣理事長:「仮に地表到達時に10メートル規模であれば、直径100メートルのクレーターができて壊滅的な被害となったはず」
国立極地研究所の小島秀康教授(隕石学)によると、地球に落下する隕石は、直径約20センチ、重さ10キロのもので年間約800個。
NASAも観測できていなかったとか。
実はほぼ毎日落下してるとか言われると
急にこわくなります。祈ろう。
「現在は、地球に飛来する可能性のある小惑星のうち、15%前後しか観測できていない」
グリーン氏によりますと、地球には、直径が3メートルから7メートルの小さな隕石が、ほぼ毎日、落下していて、そのほとんどが大気圏に突入した際に燃え尽きるか、海上など人の住まない地域に落下しています。