ニューヨークで行われている自動車ショーで発表されたホンダのオデッセイ。
なんと掃除機がクルマ本体に内蔵されました。
the car comes with a built-in vacuum, the world’s first in-car vacuum.This feature is called HondaVAC and it was developed in partnership with Shop-Vac. It is integrated into the cargo area, located in the right side. The system includes two attachments, a hose and different accessories, which can reach every corner of the car, even the driver’s seat.
このクルマは世界ではじめて内蔵そうじ機を搭載します。この機能は「Honda VAC」と呼ばれ、Shop-Vac(乾湿両用が有名な米そうじ機メーカー)と共同開発されました。荷室の右側に一体化されます。このシステムは2つのアタッチメント、ホースなどを含み、運転席はもちろんすべてのクルマの角に届きます。
最上級モデルから搭載がはじまるそうです。
エンジンを切った後も8分間使用できるとのこと。
また余計な機能を...と、ぱっと見は思えてしまうのですが
ミニバンを買うのはファミリー層なわけで、需要はありそうです。
食べこぼしを手軽にきれいに出来るのは
子供がいなくてもうれしい機能です。
北米仕様ということで日本に入ってくるかどうかはわかりません。
こんな「けっぺき」な機能がアメリカ発というのも、また面白いです。
アメリカ人はクルマを道具としか見ておらず
日本では考えられないほど買い換えなかったり、洗車しなかったりというのが
これまで、よく聞くアメリカのクルマ事情でした。
アメリカのエンジニアの発想とのことですが
従来のアメリカ観をくつがえされます。
汚い部屋に住んでいる人は
汚い部屋に住みたいわけじゃない。
あたりまえと言えばあたりまえなんですが。
固定観念から離れるのは難しいです。