なかなかのワクワクがある記事。
従来から言われているとおり
5月15〜17日に開催されるGoogleの開発者イベント「Google I/O」にて
新Nexus7が発表されるだろう、というのが中心のお話。
これまでウワサされてきたスペックに加えて
ワイヤレス充電規格「Qi」にも対応するといわれています。
しかも情報元は例の「信頼できる」Kuoさんです。
Noted analyst Ming-Chi Kuo believes Google will unveil a next-generation Nexus 7 tablet in partnership with Asus at the search giant's upcoming Google I/O conference, looking to steal some of Apple's thunder as a next-generation iPad mini is rumored to be delayed.
著名なアナリストMing-Chi Kuo氏は、Googleが次世代Nexus7をASUSと共同で、この検索大手主催のGoogle I/Oカンファレンスで発表するだろうと考えている。次世代iPad miniの発売が遅れていると噂されている間に、Appleの衝撃(的な需要?)をかすめ取ろうとしている。
In the research note obtained by AppleInsider, Kuo notes the new Nexus 7 will feature upgraded specs, such as a high-resolution screen, better cameras and wireless charging, but will maintain an entry-level price of $199. Apple is also rumored to be launching an updated iPad mini sometime in the third quarter, but that timeline is in question as recent reports have said production of the small form factor tablet hit a snag.
AppleInsider(Apple情報サイト)が入手した短信によれば、新しいNexus7が、高解像度のスクリーン、より良いカメラ、ワイヤレス充電などのアップグレードされた仕様を含むだろう、とKuo氏は言う。しかし、エントリーレベルの199ドルという価格は維持されるようだ。AppleはアップデートされたiPad miniを第3四半期に発売すると噂されてもいるが、最近のウワサでは小さいサイズのハードウェアの生産が困難に直面しているので、このスケジュールは疑わしいものである。
Google is likely to lose $5 to $10 per unit sold with the aggressive pricing, suggesting profits will come from media purchases and ad revenue. Kuo sees the distribution model being the same as 2012's version, with Google selling the Nexus 7 through its website, while Asustek and other retail outlets take care of higher-end iterations with more storage.
Googleはこの野心的な価格で1台売れるたびに、5ドルから10ドルの損失になるようだ。これは利益がメディアの購入と広告収入から得られることを示している。Kuo氏は、供給モデルが2012年バージョンのNexus7と同じになると考えている。Asustekと小売業者はより大きいストレージ容量の上位モデルの供給を担当するが、GoogleはNexus7をウェブサイトを通じて販売する、という供給方法である。
As for major changes from the current Nexus 7, Kuo sees a switch to Qualcomm's Snapdragon S4 Pro processor, a 7-inch LTPS panel carrying a 1,980-by-1,200 pixel resolution, a 5-megapixel rear facing camera and the inclusion of Texas Instruments' Qi wireless charging. On the design side, the upcoming tablet is believed to have a narrow bezel reminiscent of the iPad mini.
現行Nexus7からの大きな変化は、Qualcomm社のSnapdragon S4 Proプロセッサ、解像度1,980x1,200で7インチのLTPS(低温ポリシリコン。TFTパネルの一種。)パネル、5メガピクセルの背面カメラとTexas Instruments社のQiワイヤレス充電などになるとKuo氏は見ている。デザイン面では新しいタブレットはiPad miniを思わせる細いベゼル(画面ワク)になると考えられている。
Regarding the tablet's operating system, the analyst believes Google will stick with Android 4.x Jelly Bean, offering tablet-centric enhancements and new functions. Android 5.0 Key Lime Pie is not expected to be a focus.
タブレットのOSに関して、Googleはタブレット中心の改良と新機能を提示して、Android 4.x Jelly Beanは続けるだろうと、このアナリストは考えている。Android 5.0 Key Lime Pieは焦点になるとは予想されていない。
Despite the update internals and unchanged price point, Kuo only expects limited year-on-year shipment growth.
内部のアップデートと変わらない価格にもかかわらず、Kuo氏は前年比での出荷量の成長が限られたものになるとしか考えていない。
Finally, Kuo estimates that Google will launch an Android Book laptop, Google "over-the-top" (OTT) TV box and a smartwatch to compete with the likes of Apple, Microsoft and Amazon. These products aren't expected to make it to Google I/O, as the company is said to be in planning stages and is not yet close to manufacturing.
最後にKuo氏は、Googleがノート型コンピュータAndroid Book、「ネット配信」TVボックス、スマートウォッチを、Apple・Microsoft・Amazonの類似品と対抗するために発売するだろうと考えている。これらの製品は、Googleは計画段階にあると言われていて、まだ製造も遠い段階であり、Google I/Oに間にあうとは思われていない。
蛇足ながら、Qiとは。
すでに対応製品はポツポツ出ているのですが
↑こんな感じの充電台に対応製品を「置く」だけで充電できるもの。
よくある専用クレードルのように、むき出しの金属端子もありません。
汎用的な規格なので、Nexus7がホントにQi対応すれば、
ほかの対応製品、たとえば携帯用バッテリなどと
おなじ充電台を使うことができます。
また、充電台の方も機能を内蔵したテーブルやカウンターが
すでに商品化されていたりします。
たとえば喫茶店やレストランにこのようなテーブルが広まれば
お茶やお食事の間、Qi搭載Nexus7をなにげなくポンっと置いておけば
充電できるような未来がきちゃうわけです。
夢の広がる規格なのですが、これまでイマイチ採用は広がっていませんでした。
例によってスタンダードを争う類似規格があるせいかなと思うのですが
Nexusシリーズのような大きい需要がある製品に採用されれば
規格の主導権が握れますので、普及につながるんじゃないかしら...と期待。
GoogleがTVボックスを出すかも的なことも言っているわけですが
これもちょっと衝撃的です。
AmazonにもTVボックスのウワサがあります。
ハード屋さん、ソフト屋さん、小売店的な感じで緩やかに住みわかれていた
Apple、Google、Amazonがどんどん競合しつつあります。
それだけコンテンツ業が儲かるということなんでしょう。
先行しているのはAppleなんでしょうが
価格にモノを言わせられるGoogle、Amazonだけに
どうなってしまうことやら。。
競争が激化して「iPhoneから競合アプリを排除!」のような事態になって
使いづらくなってしまうのだけはやめてほしいな...。
ハード屋さん、ソフト屋さん、小売店的な感じで緩やかに住みわかれていた
Apple、Google、Amazonがどんどん競合しつつあります。
それだけコンテンツ業が儲かるということなんでしょう。
先行しているのはAppleなんでしょうが
価格にモノを言わせられるGoogle、Amazonだけに
どうなってしまうことやら。。
競争が激化して「iPhoneから競合アプリを排除!」のような事態になって
使いづらくなってしまうのだけはやめてほしいな...。