5月20日にイベントを開催し、Sailfish OS搭載スマートフォンの
事前注文の受付を始めたようです。
そもそもJollaとかSailfishって何よ?って方はこちらを御覧ください。
Founder Marc Dillon and his crew revealed the first Jolla phone running the company’s Sailfish OS today. While the phone looks a bit like any other nondescript black slab at first glance, its two-layered design has some interesting surprises in store.
創設者のMarc Dillonとその仲間は自分たちの会社の「Sailfish OS」で動作する初めてのJollaフォンを今日(5/20)発表しました。この携帯は一見、ありふれた特徴のない黒い板状の端末に見えますが、2層のデザインはいくつかの驚きを備えています。
その驚きとは。
まず、バックプレートがいろいろな色に交換できるようです。
上の写真のエメラルドグリーンの部分です。
こんな仕組み自体はありふれているわけですが
面白いのは、バックプレートの色にあわせて
OSのカラースキームも自動で切り替わるようです。
写真では、スマートフォンの画面も青緑のような色になっていますが
それはバックプレートがエメラルドグリーンだから。
「スカンジナビアンデザイン」を売りの1つにしているだけあり
しっかりデザインされたスマートな仕組みだと思います。
Jolla自身は明らかにしていませんが
この切替にはバックプレートに仕込んだNFCタグのようなものを
利用しているのではないかということです。
また、Dillon氏が語ったところによれば
例えばバンドがファンに向けて楽曲をビルトインした
限定のプレートを売り出すようなこともできるようです。
その程度のストレージ容量がこのプレートにあるということですね。
しかもそのコンテンツで本体を制御できる。
詳細は明らかではないようですが
こういう仕組みがディズニー・モバイルなどと組んだら
面白そうな気がします。
しかもSailfishはAndroidアプリをサポートする予定です。
Google Playに対応するだけではなく
サードパーティのストアにも対応するのだとか。
iOSやAndroidなどの先行陣営とのいちばんの差異は
アプリの充実度だと思っていましたが
これは手っ取り早い解決法です。
現時点で発表されているスペックは
- 2コアプロセッサ
- 4.5インチディスプレイ
- 8メガピクセルカメラ
399ユーロ(約5万3千円)で2013年内の出荷を予定しているそうです。
デザインは文句なしにカッコイイです。
アプリもGoogle Playが使えるということで
何も問題無さそう。
お値段次第では売れてしまいそうな気がします。