WiFi on board / Kei!
6月の発表が噂される次期MacBook Air/Proですが
アップデート内容の一つとして「802.11 ac」規格のWiFiのサポートが
有力視されてきました。
802.11acは理論上433Mbps～6.93Gbpsのデータ通信を行える
無線LANの次のスタンダードと目される規格です。
Mac OSのベータ版のソースコードに「802.11AC」という文字が見つかり
確度はかなり高かったのですが
このたび中国サイトに実物のボードが載った模様。
There have been plenty of hints over the past months that indicate that Apple’s incoming next round of MacBook Air/Pros would contain 802.11AC Gigabit wifi chips, not the least of which was code we found referencing ’802.11AC‘ in 10.8.4 Betas.
Appleの次期MacBook Air/Proは802.11acギガビットWiFiチップを備えるだろうということを示す多くのヒントが、過去数ヶ月にわたりありました。中でも、（OS Xの）10.8.4ベータ版のコードに、「802.11AC」という表記が見つかったのは無視できないものでした。
TonyMacx86, found some interesting parts on Chinese VR-Zone today that could be the next 802.11AC boards in Macs, widely expected to be announced at WWDC next month. The Broadcom BCM94360CD PCI-E mini custom combo WLAN+Bluetooth card supports IEEE 802.11ac, the next standard in wireless computer networking. Interestingly, it also looks like it may fit in current iMacs/MacBooks which could mean aftermarket updates could be possible.
TonyMacx86（Mac情報サイト）は今日、中国サイトVR-Zoneで面白いパーツを見つけました。来月のWWDCで発表されることが大いに期待されているMacに搭載されるかもしれない802.11ACボードです。このBroadcom社の「BCM94360CD PCI-E mini custom combo WLAN+Bluetooth」カードは、無線コンピュータ・ネットワークの次世代のスタンダードであるIEEE 802.11ac規格をサポートしています。面白いことに、このカードは現行のiMac/MacBookでも動作する可能性があるように見えます。これは保守アップデートが可能かもしれないことを意味しています。
発見されたボードは現行のMacでも使えそうに見えるとのこと。
最近のMacは中身をいじりにくくなっているわけですが
自分でボディを開けちゃうような猛者には朗報かもしれませんね。
現行の無線LAN規格の主流とも言える802.11nは理論値600Mbpsですが
販売されているルータは450Mbps。
理論値ではありますが最高速度では
新しい802.11ac規格は10倍以上速くなるということです。
家庭用の有線LANは1Gbpsが主流ですので
有線と無線の遜色がなくなって
高画質な動画もまったく問題なくなりそうです。
ただルータが対応していなければ意味が無いわけで...
ひょっとするとAirMacExtremeなどのルータ製品のアップデートも
MacBookに合わせてあるかもしれませんね。
