今年1月の展示会で話題だった次期スマートフォンOS。
ざっくりいうと、iPhoneでもAndroid搭載でもないスマートフォンの開発が
多彩な顔ぶれの、少なくとも4陣営で進んでいます。
Firefoxフォンの開発者向けの発売、Sailfish OSフォンの受注開始と
実機がまもなくかと期待できるようなニュースが出始めていますが
Ubuntu Touchも「日常で使える」状態になることを
5月末を目標にできるような段階とのこと。
Back at the beginning of March, Canonical founder Mark Shuttleworth said that Ubuntu Touch would be ready to be a daily driver by mid-March. Obviously that never happened, but it sounds like we may finally be close. It isn't guaranteed to happen, but Canonical is setting a goal to have Ubuntu Touch be "usable" by the end of May.
3月初旬、Canonial社の創設者Mark ShuttleworthはUbuntu Touchが3月中旬までに、すぐに「日常で使える」状態になるだろうと述べた。言うまでもなく、そんなことにはならなかったわけだが、もう間もなくであるとも思われた。確実なわけではないが、Canonical社は5月の終わりまでにUbuntu Touchが「使える」状態にする、という目標を決めている。
The news comes from Canonical's Director of Ubuntu Engineering, Rick Spencer. Spencer says that the decision was made in a discussion between himself, Shuttleworth, and Pat McGowan, Canonical's Director of Engineering and Product Strategy. The three men decided that development speed would accelerate once developers were able to "dogfood" the product, and that means it needs to get to a place where it can be a usable daily driver.
この情報はCanonicalのUbuntu部門のディレクターRick Spencerから出たものだ。彼とShuttleworth、Canonicalの技術・生産戦略のディレクターPat McGowanの議論でその決定がされた。3人は製品が社内で試用できるようになるとすぐ、開発速度を上げることを決めた。これは日常的に「ツカエル」ようになることが必要であることを意味する。
McGowan defines a "usable daily driver" as being able to: make and receive calls, send and receive texts, browse the web on 3G or WiFi, toggle between 3G and WiFi, dim the screen based on the proximity sensor, import/add/edit contacts, and retain user data after an update.
McGowanは「ツカエル」状態とは、電話の受け答え、メッセージの送受信、3GとWiFiでWebの閲覧、3GとWiFiの切り替え、近接センサでのスクリーンの調節、アドレス帳のインポート・追加・編集、アップデート後のユーザデータの保持ができることである、と明確にした。
Those are the goals, and what the team is aiming to have done by the end of this month. Even if it doesn't make it by the end of the month, it sounds like a usable Ubuntu Touch is close, and we'll definitely be bringing another hands-on when it arrives.
これらは目標であり、開発チームが今月末までに完了することを目指すものである。もし今月末までに終わらなかったとしても、使えるUbuntu Touchはもう間近であると思える。これが誕生すれば我々は間違いなく新しい体験をすることになるだろう。
会社の方が情報ソースですので
現実的なラインとして5月末を目指していると言えます。
目指すべき状態をMcGowan氏が
実に明確にしているところがステキです。
こういうリーダーの下って働きやすそう。。
Ubuntu Touchは1月の展示会で
試作版をNexusシリーズにインストールしたものを用意し
すでに動作は好評だったようです。
なかなかのオシャレ感。
選択肢が増えるのは消費者としてはうれしいですね。