2013/05/04

廉価版iPhone 初回出荷は少量?



My Verizon iPhone / Robert Scoble

廉価版iPhoneを待っていた方には、悲しいかもしれないウワサ。
Appleはまずは少量を市場に出して様子をみるかもしれない、というもの。
いつもの台湾紙の情報です。
Rumors have continued to abound about Apple's forthcoming low-cost iPhone as the US-based smartphone vendor is scheduled to host its Worldwide Developers Conference (WWDC) 2013 in June.
Speculation currently circulating in the iPhone supply chain in Taiwan indicate that Apple plans to launch an inexpensive model targeting emerging markets with initial quarterly shipments of only 2.5-3.0 million units to test market response.
Appleが発売予定の廉価版iPhoneについてのウワサがあふれ続けています。このアメリカのスマートフォン会社は6月にWWDC2013を主催することになっています。
いま台湾のiPhoneサプライヤに広まっているウワサは、Appleは新興市場向けの廉価モデルを、市場の反応を試すためにわずか250〜300万台の初回四半期の出荷で発売することを計画している、というものです。

The low-cost iPhone is expected to come with a 4-inch LTPS panel powered by an A6 processor, optimizing the high yield rates of mature components, said the sources.
Apple will also adopt cost-effective plastic chassis for low-priced iPhone, the sources added.
低価格iPhoneは、A6プロセッサで動作して4インチLTPS(低温ポリシリコン。駆動方式の一種。)パネル搭載と見られ、歩留まりの高い(生産しやすい)成熟した部品を最大限に活用する、と情報筋は言います。
また、Appleは廉価版iPhoneにコスト効率のよいプラスチック筐体を採用するだろう、と付け加えました。
Apple will continue to subcontract production of the low-cost model to existing ODM partners, including the Foxconn Electronics Group and Pegatron, said the sources.
Appleは廉価モデルの生産を、Foxconn(台湾。世界最大の受託生産企業。)Pegatron(台湾。ASUSから独立した台湾の企業。)を含む現行のODM(Original Design Manufacturing。OEMの、受託者への依存度が高いやつ。)パートナーへの委託をつづけるだろう、と彼は言います。

四半期で250〜300万台。
それなりの量じゃない?とも思えるのですが
iPhone5の最初の四半期の出荷が4500万台と言われているそうです。
おまけに「新興市場向け」ということを考えると...
このウワサが本当なら、日本に入ってくるのは相当遅くなりそうです。
入ってこない可能性すらありそう。。

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